2022-10-07 23:42:00
【みんな気になる年金について解説】
年金は何歳からもらえるの?とお考えの方も少なくないはず。
ある程度年を取ったら年金がもらえるということは理解していても、その具体的な内容までは把握していないという人も結構多いはず。本来見直すと年金は何歳からもらえるのかなど、一から国の制度を見てみるのがいいかもしれないと思い、今回こちらの記事にUPさせてもらいました。
僕、私は年金を受け取るのはまだまだ先の話だから…と、特に若い世代の方からすれば大丈夫でしょ。とか時が来たら貰えるようになるでしょ。とお考えの方もいるはず。
ですが、公的年金の基本的な仕組みをある程度把握しておけば、将来自分がどのくらい貰えるかの想定額が分かる事もあるので、是非お時間さえあれば読んでみていただけると嬉しいです。
なにより未来の自分自身のために、今からでも年金について少し考えてみませんか?
▼日本の年金は主に二階建て
日本では、主に国民年金と厚生年金の二階建てになっています。一階部分にあたる国民年金は対象年齢の国民全員が加入するもので、二階部分にあたる厚生年金は会社員や、主に公務員などが加入する上乗せの制度に当たります。
国民年金に加入していれば、自分が歳を取って老後になった時、基礎年金を受け取ることができ、厚生年金に加入しているとなれば厚生年金を受け取れます。
なお、公的年金としては二階建てですが、iDeCo(イデコ)など任意加入の私的年金を利用すれば、三階建てになりますよ。
▼国民年金は原則20歳から加入
国民年金は、20歳からの加入が基本的に義務付けられています。20歳になったからといって特に手続きは必要なく、日本年金機構という企業から国民年金に加入したことを知らせる通知が毎月送られる仕組みになっています。
対象は日本国内に在籍する20歳以上の人が国民年金の対象で、皆それぞれ60歳まで加入するのが一般的です。職業や年齢で差異などはなく、保険料自体そのものは全員同じ金額かと思われます。
しかし、あなたが20歳になったときすでに厚生年金に加入している場合は、その際改めて国民年金に加入する必要は特にありません。
▼年金は何歳から?
・受給開始年齢は原則65歳からと決まっている
・60歳からもらえる【繰上げ受給】
・70歳からもらえる【繰下げ受給】
▼繰下げ受給の年齢改正の変更点は?
・75歳まで繰下げ可能に変更
2022年4月度より施行された年金制度改正法によって、繰下げが75歳までできるようになりましたのはご存知でしょうか?受給年齢もある年齢から選択できるようになるため、年金そのものに対する選択肢がかなり広がる事になりました。
繰下げによる増額率は現行と同じ0.7%みたいなので、これを75歳まで遅らせるように調整すれば年金額を大幅に増やせる事も可能です。ちなみにですが、繰下げできるようになるのは2022年4月以降に70歳をむかえられる方、または受給権を取得した日から5年という年月を経過していない人が対象者みたいですよ。
【まとめ】
初頭でも述べたように、多くの若者の方は、年金といわれてもそこまでピンとこない人も多いでしょう。しかし、年金というのはあなたが歳を取り老後の生活を送る上での大切な資金となってくる、という事だけはしっかり覚えておきましょう。
一先ず将来、自分の年金がおおよそでもいいのでいくらくらいもらえるのかを考え、それについても繰上げるのか、または繰下げとして受給を行っていくのか、今の内からシミュレーションしてみるといいかもしれません。年金について考えてみると、案外身近で起きてる事なので、思ってた以上により考えられることかと思われますよ。
この記事が参考になるかはわかりませんが、一人でも多くの方に読んでいただけたら幸いです。
ありがとうございました。